分子栄養学

がんに対する栄養学的アプローチを学ぶ  避けれるものは避け、防御を増やす。

がんに対する分子栄養学的アプローチに何があるか、
 
ジャックチャレム氏の本を読んでみました。
 
 

 
「通常、年をとるほど癌のリスクが高くなる。
 
 原因として、DNAの変異により起こる。
 
 ランダム転写エラーと、DNAに対する活性酸素によるもの。免疫システムが異常細胞を認識し、破壊するが、いくつかのものは免疫システムを回避する。
 
 年をとるほど多くの細胞変異や免疫不全が起こる」
 
なるほど、免疫と関連があるのですね。
 
 
 
「30%の癌は慢性炎症や慢性感染に関連しているとのこと。
 
 炎症や感染は活性酸素を発生し、DNAを傷つける。加えて、ウイルスは細胞を変異する。」
 
炎症は良くないと。確かに。
 
 
「医療の治療はがん細胞を駆逐するようにデザインされている。手術や放射線や化学療法だ。」
 
 
・栄養療法について
 
「良い栄養状態や、微量元素は正常なDNAを維持するのに役立つ。
 
 抗酸化栄養素はフリーラジカルを抑制するし、その結果DNAの損傷を減少させることができる。
 
 セレニウムは、
 
 インフルエンザウイルスや、コクサッキーウイルスに対する危険な変異を抑制することがしめされてきた。
 
 また、ビタミンEも、コクサッキーウイルスに対する変異を防ぐ。
 
 これらの研究により、セレニウムやビタミンEはがん細胞につながるウイルスによる変異をブロックするだろう。
 
 抗酸化物質、ビタミンEとCは、様々な種類のフリーラジカルによるDNA損傷を減少させる。
 
 高濃度ビタミンC(普通IVで50g点滴)は癌の再発のリスクを減らす。
 
 これらの高濃度ビタミンCは手術や他の治療の後の治癒をサポートする。
 
 ビタミンB群は体の合成やDNA損傷の修復で重要な役割を演じている。
 
 葉酸、ビタミンB12、B3、B1はとりわけ重要、とくに遺伝子転写と修復に重要。
 
 いくつかの研究では、オメガ3系が消化管での炎症を減らし、大腸がんの発展のリスクを減らすかもしれない。
 
 NACは”chemo brain”を減少させる。”chemo brain”とは、化学療法による頭にきりがかかった状態だ。
 
 韓国の報告では、経口とIVのビタミンCは、終末期における疼痛と吐き気を減らすと報告。
 
 ビタミンDは広範囲で癌にたいして保護的に働く。」
 
 
 
 
「喫煙や公害はDNA損傷を与える。
 
 喫煙をやめる、公害のない都市に住む、職場や自宅で癌化学物質に暴露しないことを気をつけよう。
 
 もし不可避なら、ビタミンE,セレン、Bコンプレックスは癌を抑える方針となろう。
 
 高脂肪食は多くの癌、乳がんや前立腺がんを促進する。脂肪食を減らすのは価値があるかも。
 
 魚油は癌抑制効果がある。対照的に、とうもろこし、ベニバナ、他の植物油(オメガ6系を多く含む)は癌促進に働く。
 
 トランス脂肪酸は大腸がんのリスクを著しく増やす。魚油がよい。赤み肉をさける、鶏肉やターキーをさけるのがいいだろう。
 
 高エストロゲンは乳がんのリスクを増やす。アルコールは細胞のエストロゲンレセプターを増やす。Bコンプレックスはこれらのエストロゲンを壊すのに役立つ。
 
 グレープフルーツや他のシトラスフルーツは多くの抗酸化フラボノイドを含み、それらは癌を抑制する。
 
 しかし、グレープフルーツは女性の乳がんを増やすともいわれている。
 
 BRCAをもつようなハイリスクの女性は、グレープフルーツを控えたほうがよいだろう。」
 
 
避けれるものは避けたほうがいいですね。
 
感想:○○
 
現代医療は、癌を駆逐するような治療が主であり、いたって患者さんのQOLをさげる方向に働く。
 
抗酸化サプリメントなどは、癌のリスクを軽減するほかに、QOLを上げるという点で、非常に興味深いとおもいました。
 
 
 

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