分子栄養学

気管支喘息に対する分子栄養学的アプローチ(調) プロバイオティクス、オメガ3、マグネシウム

勉強目的: 気管支喘息の分子栄養学的アプローチを学ぶ  
方法:文献検索   気管支喘息の診療で、あまり根本原因をつきつめて考えることがありませんでした。 一部の難治性喘息の方を除いて、良く効く、吸入ステロイドの存在があるからです。  
 
咳がとまりません→吸入ステロイド→すっかり良くなりました   という流れに、さして疑問を持ちませんでした。   難渋するのは、気管支喘息になり長年経過しているような方、気道がかたくなって(リモデリングがすすんで)、 もとにもどらず、一年中ぜーぜーされている方、などは大変です。  
 
それでも、さらに今は、ゾレア、ヌーカラなどの注射剤が出てくることによって、コントロールが出来るようになってきたこともあります。  
 
さらに、最近では、気管支が収縮するのが悪いのなら、気管支平滑筋そのものを働かなくしよう(サーモプラスティ)というこころみが始まっており、QOL(生活の質)をあげるのに役立ってきてりいます。
 
  しかしながら、それらの薬剤やサーモプラスティについても、対症療法感が否めません。  
 
炎症があれば、封じ込める。 炎症があってもなくても、焼いてしまう。   という方法は、症状に苦しむ方にとってはとても福音だと思いますが、やはり長期的にみて生活改善はベースに必要なのではないでしょうか。  
 
  ガイドラインではどうなっているでしょうか: 日本 ・喘息予防・管理ガイドライン2015 一時予防 栄養:授乳や離乳食 「近年、プロバイオティクス(ビフィズス菌、乳酸菌など)、プレバイオティクス(オリゴ糖、食物繊維の一部など)、シンビオティクス(前二者を一緒に摂取すること、または両者を含む製剤のこと)が、腸内菌叢に影響を与え免疫系の調整にも関与するという報告がある。
 
また抗酸化薬やオメガ3不飽和脂肪酸などを含めて食生活を介したアレルギー発症の予防に関しては、引き続き検討が必要である。
  二次予防 食品 「特にアトピー性疾患の家族歴のある場合には、乳児早期の完全な母乳栄養が喘息発症のリスクを減らすことが示されている(エビデンスB)。妊娠中の抗原除去食についてはアトピー体質の子供が生まれるリスクを減少させることは困難であると報告されている。」   とのことで、エビデンス不十分  
 
・UpToDateでは、総じてエビデンス不十分 抗酸化物質(VitC, E) VitA, D オメガ3系(運動誘発性喘息には有効という報告あり) マグネシウムはちょっといいかも   こんな感じでしょうか。 個人的には、プロバイオティクス、オメガ3系、マグネシウムが少しでも展望があればいいのではないかと思っています。    
 
本日の様子 体調7/10(睡眠がとれた)
お便り(未) 筋トレ(休筋日)
 

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