分子栄養学

自分が患者になるまで(4)SSRIが効かなかったわけ

 

うつ病と診断され、数年間はSSRI、SNRIを手をかえ、品をかえ投与し続けられました。
 
しかしながら、ひとつとして、気分の軽減に役立ったものはありませんでした。
 
この本の著者によると、うつと診断されても、一般的な抗うつ薬は、約3割にしか有効ではないそうです。
 
その原因として、
①受診が遅れる
②抗うつ薬があまり効かないタイプ
③うつ病と他の病気を合併
④うつ病と紛らわしい他の病気
 
私は、④といわれましたが、②ではないかな、とも考えています。
 
宮澤賢史先生の勉強会で、以下の動画があります。
 
ウイリアム・ウォルシュ先生です。
 
2016年4月24日に行われたエピジェネティクスセミナーです。
 
こちら
 
ウォルシュ博士は30000名を超える患者さんで、
300万件の化学分析を行ってきました。
 
主に精神疾患を抱える患者さんでは、深刻な化学的不均衡がみられることを発見しました。
 
数え切れないほどの栄養素のアンバランスではなくて、
 
主たる脳の不均衡には、
・亜鉛欠乏
・銅過剰
・葉酸障害
・ピロール障害
・メチレーション障害
・必須脂肪酸
・有害金属
 
がかかわっているとのことでした。
 
脳障害の理解に対する、昨今の科学的進展には、
・メチレーション
・エピジェネティクス
 
があげられます。
 
メチレーション不足(低メチル化)の方には、次のような
性格がみられます。
・意思が非常に強い
・競争心が強い
・強迫的な傾向
・権力に反抗的
・吸入性アレルギー
・性欲が強い
・SSRIに良好反応を示す
 
ところが、過剰メチル化では、
・強い不安感
・活動的、多動
・睡眠障害
・吸入性アレルギーがない
・性欲が弱い
・スポーツや学習において競争心がない
・SSRIに副作用を示す
 
そうです。
 
そして、うつ病は単一病気を考えられていますが、
巨大なデータベースによると、
 
・うつ病には5つの遺伝因子型(バイオタイプ)があり、
全く異なる傷害を示す
 
とのことです。
 
そのうち多い、
 
・低メチル化型うつ
は、先ほど述べたように、SSRIで気分が改善します。
 
・葉酸不足型うつ
では、逆に、SSRIに対して、副作用を示します。
 
そのような人には、葉酸、ナイアシンが有効とのことです。
 
 
同じうつなのに、SSRIに対しては全く逆の反応をしめし、
悪化させてしまう可能性があります。
 
自分は、性格的には葉酸不足型うつであり、
そのためSSRIに対して、さまざまな副作用を示していたのではないかと思います。
 
 
そういう意味で、うつのタイプを考えていない現代医療は、とてもこわいと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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