このブログでは、分子栄養学とキネシオロジーに基づき、体の不調の根本原因に関わる情報をお伝えしたいと思います。
分子栄養学とは
分子栄養学は、体や細胞の分子レベルでの栄養素の動きを改善することによって、体調を改善しようという学問です。
「多くの病気では、体内の分子が本来あるべき状態ではなくなる、と考え、分子を正常にすることで、病態改善が得られる」、という風に、ライナス・ポーリング博士が提唱しました。
ライナス・ポーリング博士はノーベル化学賞とノーベル平和賞を受賞しました。
体内の分子を改善するために、必要な栄養素を必要な分だけ補充することで、本来の機能が得られ、健康が回復する、という考えです。
もちろん、分子栄養学は、栄養素を用いて健康を回復するという学問ですので、基本的に、現代医学(西洋医学)からは認められていません。
そして、西洋医学ほど、エビデンス(証拠)があるわけでもありません。
しかし、近年、分子栄養学が注目されているのは、西洋医学の様な対症療法ではなく、より細胞の働きなどの根本原因にリーチできる、ということがあげられます。
そして、西洋医学では、対処のしようがない病気に対しても、改善の余地を与えてくれるところが魅力です。
キネシオロジーとは
キネシオロジーは、筋反射を使って、気づかないストレスを探し、調整する手法です。
一般的に、キネシオロジーというと、生理学的、生体力学的に人間の体を探求する学問を指します。
しかしながら、このブログで扱っているキネシオロジーとは、カイロプラクティックから派生した、”アプライド・キネシオロジー”のことを指します。
アプライド・キネシオロジー(略してキネシオロジー)は、筋肉反射テストを用いて、その人にとって何がストレスになっているのかを探し、また調整することができます。
ただ、分子栄養学と同じく、確固たるエビデンスがあるわけではありません。
しかしながら、キネシオロジーを用いると、その人が抱えているストレスや、病の根本原因にリーチすることができるようになります。
体の不調には、心の問題が深く関わっています。
分子栄養学では心の問題を扱うことが難しので、分子栄養学とキネシオロジーを組み合わせる事により、より包括的・根源的に人間の体のことを理解できるようになります。
分子栄養学とキネシオロジーは相性がとても良いと考えています。
分子栄養学とキネシオロジーを組み合わせながら、栄養療法を行っている中で、日々考えていることをお伝えできればと思います。
量子医療について
電子は粒子としての性質とともに、波としての性質も持っています。
この研究分野は、量子力学と呼ばれる分野です。
これを突き詰めていけば、細胞も粒子(物質)としての性格だけでなく、波(波動)としての性質を持っていることになります。
近年、波動を調整するような機械が出現してきました。
そして、波動を用いることにより、さらに細胞、ひいては体全体を活性化できるのではないかと思案しています。
分子栄養学とキネシオロジーの他に量子医療についても話題ができましたらと思います。
三位一体医療の概念
体調不良を自覚したときには、まずは既存の西洋医学でのチェックが必要です。なぜなら、西洋医学で対処して治癒してしまうこともあるし、検査をしなかったがために、手遅れになってしまうこともあるからです。
もし、西洋医学の検査で特に問題ないとなった場合は、今までであれば途端に選択肢がなくなってしまいました。
しかし、分子栄養学でさらに細胞レベルまで深堀りすることで、問題点が見つかり、対処できるようになるかもしれないのです。
キネシオロジーを用いると、心の部分まで入り込めます。
そして、波動医学では、細胞を波として捕らえることにより、また違った面からのアプローチができます。
各々で調整しながら、また西洋医学で定期的にチェックすることで、健康増進がのぞめると考えます。