分子栄養学

肥満の喘息症状を良くするためには、ダイエットの工夫が必要

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篠原 岳

東京原宿クリニック院長 医学博士・総合内科専門医・呼吸器内科指導医・アレルギー専門医・臨床分子栄養医学研究会指導認定医・キネシオロジスト・宮澤医院栄養外来担当 さまざまな不調を、分子栄養学と現代医療とキネシオロジーを合わせて改善させようとしている。 詳しいプロフィールはこちら

治療をしていても症状が安定しない喘息のことを、難治性喘息といいます。 つらい難治性喘息で悩んでいる方もいらっしゃると思います。 その中で太っている方の喘息(肥満喘息)は、難治性喘息の10%を占めていると言われています。 肥満を伴っていると、喘息にとって不利なことがとても多くあります。

肥満喘息では、通常の治療の効き目が悪いために、肥満そのものに対しても対処しないとなりません。

この記事では、肥満が喘息にどのように悪さをするのか、どのように対処したらいいのかを分子栄養学的に考えていきたいと思います。 最後までお読みいただければ、単に食事量を減らす以外のアプローチ法もわかるようになるでしょう。

肥満喘息の問題点

食生活の欧米化に伴い、消費するエネルギー以上に食事を摂取することが多くなり、肥満が増えてきました。 喘息の患者さんでも、肥満を伴っている方を散見します。 その方たちは、喘息の症状が安定していないことが多いです。 特に、女性においてその傾向があります。

喘息の主な治療方法は吸入ステロイドですが、肥満では様々な理由で吸入ステロイドが効きづらくなります。 吸入ステロイドが効かなければ、内服のステロイドが足されたりして、その結果さらに一気に体重が増えてしまうという悪循環が起こりえます。

肥満度を示す体格指数にBMIbody mass index)があります。 BMI= 体重 kg ÷ (身長 m )2 で計算することができて、BMI22 kg/m2だと、最も病気にかかりにくいと言われています。 BMIが高ければ、肥満ということになります。 喘息においては、BMI25 kg/m2以上だと、特に女性において、喘息が安定せず、悪化のリスクが高まります(1)

肥満では、余分なエネルギーが脂肪となって蓄えられて、その脂肪が様々な悪さをするため、症状が安定しなくなります。 肥満は、喘息にとって何らメリットが無く悪化させるだけのため、早急に対策をとる必要があります。

肥満喘息が治療に効きにくいわけ

肥満喘息が治りにくい理由は、大きく分けて、3つあります。

  1. 内蔵脂肪が多くなることによって、物理的に肺が圧迫されて、呼吸機能が悪くなることによります。
  2. 脂肪細胞から出される様々な物質が、代謝の問題を引き起こし、そのため喘息が悪くなります。
  3. 肥満のため、他の合併症(睡眠時無呼吸症候群や逆流性食道炎)がおきて、それが喘息を悪化させます。

以上を一つ一つみていくことにしましょう。

①肥満の呼吸機能への悪影響

肥満は、主に内臓に脂肪がつくわけなので、その脂肪が多く付けば、その分、胸が圧迫されて、肺が十分に拡張しなくなります。 具体的には、肺の1秒量(1秒間に吹ける量)、肺活量(目一杯空気を吸える量)、1回換気量などが低下します(2) 1回換気量が低下すると、気道の平滑筋が減少して気道の抵抗が増加したり、気道の径が狭くなったり、気道過敏性が亢進してしまいます。

ここで、気道過敏性とは、空気の通り道である気道が、ちょっとした刺激で過敏に反応して気道が収縮してしまうことを言います。 そのため、喘息の治療薬である、気管支拡張薬に対しての効果が低下するという事態になってしまうのです。

②肥満の代謝的な悪影響

アディポカインの影響

内蔵の脂肪細胞からは、アディポカインと呼ばれる生理活性物質が分泌されます。 アディポカインの中で、アディポネクチンと呼ばれる物質は、動脈硬化の予防や、炎症を抑える働きがあります。 気道においては、アディポネクチンは気道過敏性を弱める良い働きをしています。 肥満では、血液中のアディポネクチンの濃度が低下しているため、気道過敏性が亢進してしまうと考えられます。

また、アディポカインの中で、レプチンという物質は食欲を抑制させる働きがあります。 肥満では、レプチンの分泌が亢進していて、それは一見いい事かと思われますが、レプチンが分泌されすぎるとそれが原因で炎症を誘導してしまいます。 気道では、レプチンは気道過敏性を亢進させてしまいます。 つまり、肥満だとアディポネクチンの低下とレプチン上昇が起こり、両方とも気道過敏性が亢進してしまう原因になります。

さらに、アディポネクチンが低下したりレプチンが上昇すると、細胞のマクロファージから、炎症性のサイトカイン(物質)を出させて、気道に炎症を起こしてしまうのです。 炎症は、喘息にとって大敵でしたよね。 このようにアディポカインの影響は喘息にとってとても大きいのです。

酸化ストレスの影響

酸化ストレスとは、活性酸素が体に有害な作用を及ぼす力と、その活性酸素から体を守る抗酸化作用とのバランスが崩れた状態とされています。 活性酸素とは、空気中にある酸素がより反応しやすい形になったものです。 酸化ストレスが大きければ、体に与えるダメージが大きいということです。

そして、肥満では酸化ストレスが上昇しており、そのため全身の炎症がおこってしまいます(3)。 酸化ストレスはおそらく喘息の重症度と関連していると考えられています。 事実、肥満の喘息の患者さんの呼気中には、8-イソプロスタンという酸化ストレスの指標が増加していました(4)

活性酸素が原因で、気道には様々な変化が起きます。 具体的には、気道の平滑筋が収縮したり、気道過敏性が亢進したり、気道の粘膜が剥がれ落ちてしまったりします(5)。 このように、肥満の喘息患者さんでは、酸化ストレスが強く、その結果、喘息が重症化したり、薬がうまく効かなかったりということが起きる可能性があるのです。

炎症の影響

肥満では、持続的に全身的な炎症をおこしています。 見られる所見としては、高感度CRPが上昇、TNFα(ティーエヌエフアルファ)が上昇、IL-6(インターロイキン6)が上昇したりします(5) TNFαIL-6は何度も出てきますが、炎症をおこさせてしまう物質です。

余談ですが、関節リウマチの治療に、TNFαIL-6を抑える薬を使います。 いまだ完全に解明されているわけではありませんが、肥満での全身の炎症が、免疫システムの経路に影響して、喘息にも関わっていると考えられています。 また、喘息は基本的に、好酸球というアレルギー反応を制御する白血球が気道の炎症に関わっています。 しかし、肥満では、好中球という別の炎症を起こす細胞が増えています。 好中球による炎症には吸入ステロイドは効きにくく、喘息が薬に効きにくい原因になっていると考えられます。 このように、肥満における炎症も喘息に関わっています。

③肥満の合併症の悪影響

肥満があると、逆流性食道炎と言って、胃酸が胃から逆走して、食道を通って、喉まで戻ってしまうことがおこります。 逆流性食道炎があると、気道過敏性を直接亢進してしまいます。 喉まで逆走した胃酸が、気道に入り込み、気道を刺激してしまうからです。

また、肥満があると、上気道が狭くなってしまうために、睡眠時無呼吸症候群がおこりやすくなります。 睡眠時無呼吸症候群は、たまに交通事故のニュースになるのでご存知の方も多いかと思います。 寝ている時に、気道が閉塞してしまい、呼吸ができなくなって、生活に支障をきたす病気です。

睡眠時無呼吸症候群を持っていると、喘息のリスクが高くなります(3)寝ている間に呼吸ができなくなることによる酸素不足が、酸化ストレスを高め、気道の炎症を悪化させ、交感神経を刺激し、気道収縮をきたすと考えられています。 また、睡眠時無呼吸症候群があると、血液中のTNFαIL-6CRPなどの炎症性サイトカインが上昇して、気道だけでなく全身的に炎症をきたして、それがまた喘息増悪のリスクになってしまうのです。

先程出てきたレプチンは、睡眠時無呼吸症候群があるとたくさん分泌されて、そのレプチンが炎症を起こしすために喘息が悪化してしまう可能性も言われています。 このように、肥満の合併症によっても、喘息の症状が安定しなくなってしまうのです。

肥満喘息の治療方針

以上を踏まえると、肥満は喘息にとって悪い面ばかりで、直ちに解消すべき問題であると考えます。 つまり、呼吸機能への影響、代謝的な影響、合併症の影響を全部とることが必要です。

減量がうまくいけば、気道過敏性が改善し、喘息の症状が安定、呼吸機能が改善し結果的にQOL(生活の質)も改善します(6)。 では、肥満喘息の改善方法にはどのようなものがあるのでしょうか。 なるべく体に負担をかけない方法を選びたいものですね。

減量の方法

外科的手術

肥満を改善するための手術の中で、多く行われているのは胃バイパス手術です。 胃を小さい袋に分けて、そこに小腸をつなぐことで、少し食事をしただけで満腹感を得ることができつつ、さらに食事からの栄養の吸収を低下させます。

胃バイパス手術による減量で、喘息の症状、呼吸機能、気道過敏性、炎症マーカーの改善が見込めます(7)

とても有効な方法ですが、手術のリスクや、原理的に栄養の吸収不足が起こるところが少し気になる点ではあります。

食事の量と質を変える

消費するエネルギーよりも摂取するエネルギーが多いために肥満がおこると考えて、まずは食事の量を考えることが必要です。 摂取するカロリーを制限して、肥満喘息を改善しようという試みは多く行われています。

例えば、1日の摂取量を420Kcalという低カロリーにして、8週間継続することで肥満喘息の呼吸機能、症状や死亡率などが改善されたと報告されています(7)

しかし、分子栄養学的な見地から、単に食事の量を制限するだけでいいのでしょうか。 確かに短期的には減量につながり症状改善すると思いますが、栄養不足になることと、炎症や酸化ストレスへのアプローチが足りないと思います。 そこで、食事の量に加えて、食事の質にも注目してはどうでしょうか。

脂肪酸の問題

食事の欧米化に伴い、ファーストフードなどどうしても脂肪が増えてしまいます。 摂取する脂肪が増加すると、特に飽和脂肪酸がいろいろなメカニズムによって炎症を起こしてしまいます。 飽和脂肪酸が細胞のレセプターにつくと、炎症性のサイトカイン(IL-1β, TNFα, IL-6)が誘導されてしまいます(5)炎症は、喘息にとってとても良くないものであることは、前にお話ししたとおりです。 また、過剰な脂肪酸を摂取すると、細胞内の小胞体という器官にストレスを与えてしまいます。 小胞体にストレスが加わると、活性酸素を産生してしまい、喘息の悪化につながると考えられています。 よって、高脂肪食、特に飽和脂肪酸を多くとることは、喘息にとって不利になると考えられます。 飽和脂肪酸が多い食事としては、肉、バター、牛乳、卵黄、チョコレートなどに多いです。

食物繊維を多く摂りましょう

食物繊維は、第6の栄養素とされ、人の消化酵素では分解されないものです。 水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維に分けられます。 食物繊維の摂取量が少ないと、気道の好酸球が増えて、呼吸機能が落ちるという報告があります(5)

水溶性食物繊維は、大腸で腸内細菌によって分解されて、短鎖脂肪酸を作ります。 この短鎖脂肪酸は、抗炎症効果を持っています。 短鎖脂肪酸は制御性T細胞を誘導して、気道の炎症を抑えます。 その他、様々な経路で、気道の炎症を抑えることが示唆されており、注目が集まっています。

水溶性食物繊維は、腸内環境を整えるのに必要です。 腸内環境が喘息にとって大事なことは、以前のブログでも紹介しました。 水溶性食物繊維が多い食事としては、ごぼうやモロヘイヤなどのヌメヌメとしたものに多いです。

酸化ストレスを抑えるために、フルーツや野菜が有効

前にお話したとおり、酸化ストレスが、喘息の悪化に関連しています。 欧米食では、フルーツや野菜などの抗酸化物質の入った食事が少なくなっています、 そのため、過剰な活性酸素が除去されないため、喘息の悪化につながっているとも考えられています。

食事の中に入っている抗酸化物質(ビタミンC, ビタミンE, カロチノイド)は、それぞれが喘息の症状を抑えることが示唆されています(5)。 そして、フルーツや野菜を摂ることで、喘息の症状や呼吸機能を改善させたことが報告されています。 このように、単に食事の量だけではなく、質を考えることで、より喘息の症状を抑えることができると考えられます。

運動も加えましょう

食事療法に、運動をしたほうが肥満喘息の患者さんは良くなるのでしょうか。 肥満喘息の患者さんに好気性の運動をカロリー制限に加えたところ、運動が加わった方がより体重は減って、喘息の症状がより改善したなどの多くの効果がありました(9)。 ここでは、運動は好気性の運動とレジスタンストレーニングを組み込みました。 つまりは、単に栄養だけでなく、運動も伴ったほうが改善するということで、体感覚に合った結果ですね。

だからといって、直ちにジムに入らなくては、ということではありません。 日常の生活に一駅歩くなどの運動を意識的に組み込むことなどすぐにできることで、継続できることが大切だと思います。 このように、肥満喘息の方の減量には、現実的には食事量のコントロールと、食事の質を考えつつ、さらに運動をしたらいいです。 しかし、多くの人が、なかなか減量するのが難しいのではないでしょうか。 それは、私自身が実感しているのでわかります。 問題点は、短い期間で結果(減量)が出ないため、続かない!というところだと思います。

でも、ちょっと想像してみて下さい。 例えば、11kgずつ、減量できたとしたら。 これは、モチベーションが上がりますよね。 私は、いろいろなダイエットを試して失敗してきた中で、ようやく、この方法なら、それほど辛くなく健康的に減量できる方法に出会うことができました。 この方法はファスティング(断食)といいます。 ファスティングのメカニズムと効果は、肥満喘息の方の減量にとてもフィッティングすると思いますので、最後にご紹介したいと思います。

ファスティングを行う

ファスティング(断食)と聞いて、とても辛そうと感じる方が多いと思います。 普段、すぐお腹がすいて、何かきっかけがあれば、すぐに甘いものをとって、空腹感を満たしてきた身としては、長時間何も口から摂らないというのは、ものすごく困難だと思うからです。 また、お腹が空いた状態でいた場合、血糖値が下がって、頭が働かなくなってしまう、とも思いますね。

確かに、水分以外、何も摂らない、「絶食」という方法であれば、その様な低血糖の症状などが強く出ると思われます。 しかしながら、最近行われているファスティング(断食)は、通常、発酵ドリンクというものを用いて行います。 発酵ドリンクの中には、糖質が入っているので、最低限のエネルギーを摂ることができるため、低血糖症状などの辛さがあまり感じられないという利点があります。 そのため、絶食よりも辛くなく行うことができます。

ファスティングが肥満喘息に良いと考えられるわけ

  1. まずは、比較的早く、減量効果が出るということです。 肥満喘息の方は、まずは減量することで物理的にお腹に押された横隔膜がもとに戻ることによって、呼吸機能の回復が見込めます。 また、肥満による合併症(逆流性食道炎や、睡眠時無呼吸症候群)が改善して、その結果、喘息の悪化を食い止めることが期待されます。

  2. 腸内環境が整う 数日間、腸を休めることになるため、腸内環境が整います。 腸内環境が整えば、余計な物質が腸から血管の中に侵入することが防がれるため、喘息にとっては有利になります。 また、腸内環境が良くなれば制御性T細胞の働きが正常化されることで、アレルギー反応が改善する可能性もあります。

  3. 脂肪細胞からのアディポカインが正常化される 肥満喘息では、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンが低下して、レプチンが増加しているとお話しました。 そのため、気道の過敏性が亢進してしまうのです。 ファスティングでは、脂肪細胞を減らすことによって、アディポカインの改善が見込めます。

  4. 活性酸素の減少が見込まれる 喘息において、活性酸素による酸化ストレスは、炎症を起こし、マイナスに働きます。 ファスティングでは、古くなった細胞内の器官であるミトコンドリアを減らす(マイトファジー)ことで活性酸素の発生を減らすことができると考えられています。

古い文献なのですが、完全断食で喘息の約70%が改善したという報告があります(10)し、学会報告も散見されています。 ですので、機序から考えても肥満ではなくても、喘息にはファスティングは有効なのではと思います。

ファスティングを行うにあたって、注意が必要な方

とは言っても、ある程度の負荷がかかるために、施行するにあたっては、プロに相談しながらの方がいいでしょう。 さしあたって、注意が必要な方は、

  • 精神疾患を患っている方
  • 肝臓疾患のある方
  • 腎臓疾患のある方
  • 疲労が強い方

などですが、行うにあたっては、主治医との相談が必要です。 また、効果には個人差がとてもありますのでご注意下さい。

実際のやり方は、こちらの本を参考にさせて頂きました。

3日で人生が変わる究極の断食力

また、こちらのページも実際にファスティングを行う際に参考になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。 喘息で太っている方では、様々な機序で薬が効きにくくなっているために、まずは減量が必要です。 その際に有酸素運動を併用することも効果的です。 減量とともに、体に炎症を起こすような食事をなるべく摂らないようにすることも大事です。 ファスティングは、適切な方法を用いれば、それほど苦痛なく減量とともに体の炎症を減らす作用もあるため、有用な方法と考えられます。 現代医療で症状を抑えながら、適切なダイエットで体質改善していくことが必要と考えます。

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最後に(免責)

本記事の内容は、医学的治療に置き換わるものではありません。 個人的にお試しになり健康被害が生じても、当院では一切責任を負えませんのでご了承下さい。 病態の改善に必要な食事はひとりひとり異なります。 基本的に、主治医に相談しながら進めていただければと思います。

参考文献

(1) Obesity-associated severe asthma in an adult Japanese population. To M, et al. Respir Investig. 2018 Nov;56(6):440-447. (2) Body mass index and asthma incidence among USA adults. Ford ES, et al. Eur Respir J. 2004 Nov;24(5):740-4. (3) Obesity and asthma: a coincidence or a causal relationship? A systematic review. Ali Z, et al. Respir Med. 2013 Sep;107(9):1287-300. (4) Body mass index is associated with reduced exhaled nitric oxide and higher exhaled 8-isoprostanes in asthmatics. Komakula S, et al. Respir Res. 2007 Apr 16;8:32. (5) Diet, Obesity, and Asthma. Wood LG. Ann Am Thorac Soc. 2017 Nov;14(Supplement_5):S332-S338. (6) Effects of weight loss on airway responsiveness in obese adults with asthma: does weight losslead to reversibility of asthma? Pakhale S, et al. Chest. 2015 Jun;147(6):1582-1590. (7) Effects of obesity and bariatric surgery on airway hyperresponsiveness, asthma control, and inflammation. Dixon AE, et al. J Allergy Clin Immunol. 2011 Sep;128(3):508-15.e1-2. (8) Immediate and long term effects of weight reduction in obese people with asthma: randomised controlled study. Stenius-Aarniala B, et al. BMJ. 2000 Mar 25;320(7238):827-32. (9) The Role of Exercise in a Weight Loss Program on Clinical Control in Obese Adults with Asthma. A Randomized Controlled Trial.Freitas PD, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2017 Jan 1;195(1):32-42. (10) 断食療法の検討(第二報)松原 弘晃ら 日本東洋醫學會誌 9 (1958) 4 号。

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