分子栄養学

ブレインフォグを防ぐための朝のルーティン

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篠原 岳

東京原宿クリニック院長 医学博士・総合内科専門医・呼吸器内科指導医・アレルギー専門医・臨床分子栄養医学研究会指導認定医・キネシオロジスト・宮澤医院栄養外来担当 さまざまな不調を、分子栄養学と現代医療とキネシオロジーを合わせて改善させようとしている。 詳しいプロフィールはこちら

最近、「ブレインフォグ」という言葉を耳にする機会が増えてきました。ブレインフォグとは、頭がぼんやりとして思考がすっきりしない状態を指します。特に仕事や勉強に集中したいときにこの状態に陥ると非常に困りますよね。そこで今回は、ブレインフォグを防ぐための効果的な朝のルーティンをご紹介します。

1. 十分な睡眠を確保する

最も基本的なことですが、質の良い睡眠がブレインフォグを防ぐ上で非常に重要です。7〜9時間の睡眠を推奨されている通りに取ることで、脳の疲れをしっかりと回復させましょう。就寝前のスマートフォンやパソコンの使用を控え、リラックスできる環境を整えることも大切です。

2. 水分補給を忘れずに

朝起きたらまず一杯の水を飲むことを習慣にしましょう。夜間の睡眠中に体は水分を失っています。水分を補給することで血液の流れが良くなり、脳への酸素供給もスムーズになります。これにより、頭がすっきりとクリアになります。

3. 栄養バランスの取れた朝食を摂る

朝食は一日の活動のエネルギー源です。特にブレインフォグを防ぐためには、脳に必要な栄養素をしっかりと摂ることが重要です。たんぱく質を含む卵や豆類、オメガ3脂肪酸を含む魚、ビタミン豊富な果物や野菜を積極的に取り入れましょう。

4. 適度な運動を取り入れる

朝の軽い運動は血流を促進し、脳の活性化に寄与します。ウォーキングやヨガ、ストレッチなど、無理なく続けられる運動を取り入れてみてください。運動することでエンドルフィンが分泌され、気分も向上します。

5. 朝のルーティンを一定に保つ

毎朝のルーティンを一定に保つことで、体内時計が整い、脳も規則正しく働くようになります。起床時間、食事の時間、運動の時間をできるだけ同じにすることで、ブレインフォグの発生を抑えることができます。

6. 瞑想やマインドフルネスを取り入れる

瞑想やマインドフルネスは、心を落ち着け、集中力を高める効果があります。朝の数分間、静かな場所で呼吸に意識を向けるだけでも、ブレインフォグを防ぐ大きな助けになります。アプリや動画を利用して始めてみるのも良いでしょう。

7. カフェインの摂取をコントロールする

カフェインは一時的に集中力を高める効果がありますが、過剰摂取は逆効果になることもあります。コーヒーや紅茶を適量楽しむ程度に留め、過度な摂取は控えるようにしましょう。

まとめ

ブレインフォグを防ぐためには、日々の生活習慣が大きく影響します。今回ご紹介した朝のルーティンを参考に、自分に合った方法を見つけてみてください。毎朝のスタートを整えることで、よりクリアな頭で一日を過ごすことができるでしょう。ぜひ、今日から試してみてください。

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